【▲ 冷却材とみられる物質が漏洩したロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」。NASAのライブ配信から(Credit: NASA TV)】
アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング中のロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」から冷却材とみられる物質の漏洩が確認された模様です。ISSでは2022年12月15日11時20分(日本時間)からロシア区画で船外活動が行われる予定でしたが、中止されました。
NASAによると、ISSの状態は良好で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一宇宙飛行士をはじめ第68次長期滞在クルー7名も無事だということです。
ロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ(Sergey Prokopiev)宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン(Dmitry Petelin)宇宙飛行士、NASAのフランク・ルビオ(Frank Rubio)宇宙飛行士の3名を乗せたソユーズMS-22は、2022年9月21日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、9月22日からISSにドッキングしています。
ソユーズMS-22については新しい情報が入り次第お伝えします。
【▲ 2022年12月3日時点での国際宇宙ステーションの構成を示した図(Credit: NASA)】
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- Image Credit: NASA TV, NASA
- NASA \- Space Station (NASA Blogs)
- International Space Station(Twitter)
文/sorae編集部 - 最終更新:2022年12月15日12時20分