「祈りのカルテ」玉森裕太ら出演者が続々とクランクアップ!「最後まで誠実に役と向き合えた」

12月17日に最終回が放送される日本テレビ系の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(土曜午後10:00)で主演を務めるKis-My-Ft2・玉森裕太をはじめ共演者たちが、続々とクランクアップを迎えた。

同作は、現役の医師でもある作家・知念実希人氏によるシリーズ累計22万部を突破したベストセラー「祈りのカルテ」が原作。患者のすべての情報が書き込まれた診療録=カルテを基に、純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森)が研修先のさまざまな科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによって、それぞれに問題を抱えた訳ありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破るハートウオーミング・ミステリーだ。

諏訪野の実の父・広瀬秀太を演じた原田泰造と最後のシーンを撮り終えた玉森。スタッフから「オールアップです!」の声がかかると自然と表情が緩む2人。スタッフからの拍手の中、花束が手渡されると、まず原田が「最初、あの玉ちゃん(玉森)のお父さん!?と思ってちょっと気合が入って…役作りで第1話から最終話までで十数kg絞っていって、なんというか燃え尽きたような作品です。本当にすてきな役をいただきました。ありがとうございました!」と過酷な役作りを振り返りながら思いを語る。

そして、前クールからの2作連続でのドラマ主演を務めあげた玉森は「本当に最後のシーンがちょっとヘビーすぎて全然コメントを考えられていなかったんですけど…。本当にすてきなお話と、すてきなキャラクターと、最後まで誠実に役と向き合えたかなと思っております。本当にありがとうございました。楽しかったです!」と共演者、スタッフへ向けて笑顔であいさつした。

また、研修医たちを優しく見守る2人の指導医を演じた外科指導医・冴木真也役の椎名桔平、精神科指導医・立石聡美役の松雪泰子のクランクアップ時には、玉森、原田も現場に駆けつけ撮影を見守った。玉森からそれぞれに花束が手渡されると、「すごく心温まる作品に参加できて幸せな時間でした。玉ちゃんと原田さんはもう少しシーンが残っていますけども、最後まで頑張ってください」(松雪)、「お話が濃いというか、いろんなゲストの方も非常に豪華で、視聴者としてもとても楽しみながら毎回拝見させてもらいました。玉森くんもシーンが多くて大変だったでしょうし、泰造くんはもう少しで(役作りの)食事制限が終わって好きなものを食べられますからね(笑)。最後まで頑張ってください」(椎名)と、ちゃめっ気を交えながら、最終日へ臨む演者、スタッフたちに向けてエールを送った。

玉森の同期研修医役を演じた池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YUの5人は、約3カ月間の撮影期間、同期6人の思い出の詰まった研修医室でのクランクアップ。玉森からそれぞれに花束が手渡されると、YUは、「この作品が日本で初めての撮影だったんですけど、本当にたくさん共演者の皆さんやスタッフの皆さんに助けていただき、無事撮影を終えることができました。とても楽しかったです。ありがとうございました」、堀は、「キャストの皆さんとスタッフの皆さんのおかげで本当に楽しく、そして学びも多い現場だったなと思います。撮影がすごくあっという間に感じました」と現場の雰囲気の良さに感謝。

さらに、濱津は「研修医チームで私1人だけおじさんで、最初はどうなるのかなと思いましたけども、同期をはじめとした皆さんにすごく優しくしていただいて、楽しく現場を過ごすことができました。本当にありがとうございました」、矢本は「主演の玉ちゃんの疲れ方を見て分かると思うんですけど、シーンの量がすごいですよね。まだまだたくさん残っているところ、先にお別れするという感じになりました」と撮影の続く玉森を気遣い、「この現場は、僕が芸歴11年やってきてお弁当が一番うまい現場でした! 最高でした。ごちそうさまでした!」とエピソードを交えて明るくコメント。

池田は「クランクインする前は皆さんと仲良くなれなかったらどうしようかなってすごく不安だったんですけれども、いざ現場に入ってみると、本当にすてきな人ばかりが集まってきたような現場で、毎日が楽しくて幸せでした。玉森さんをはじめ皆さんは本当にまだまだ撮影、編集と続くと思うんですけど頑張ってください! ありがとうございました!」と共演者、スタッフに感謝を述べた。

なお、17日の最終回に向けて、最新PR映像「親子の決断編」が番組公式HP(https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/)にて公開されている。

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