食事制限のダイエットで痩せ過ぎ注意!生理が止まるリスク高まる体脂肪率とは!?【女子のスクワット】

食事制限でのダイエットは時代遅れ!?

これだけダイエットの情報があふれているのに、過度な食事制限で体重を減らそうとする女性はいまだに多いのが真実。でも、短期間に体重だけを急激に減らすダイエットは、もはや時代遅れ。脂肪だけでなく、体に必要な水分、筋肉、骨なども減少して体調不良を起こし、体力も低下します。

「やせる」より「やつれる」という表現がぴったりくる方法では、美しさも若さも手に入りません。適正な減量ペースの上限は1週間で体重の1%。これ以上の減量は行き過ぎと考えてください。体重ではなく、極力体脂肪だけを減らすのが理想的なダイエットです。ただし、体脂肪の減らし過ぎは禁物。それは体脂肪と女性ホルモンが密接に関係しているからです。

そもそも女性ホルモンの働きは過度な体脂肪を維持し、女性らしい曲線をつくって張りのある肌やツヤのある髪を育むこと。体脂肪の減らし過ぎで女性ホルモンの分泌量が減ると、肌と髪の劣化だけでなく骨密度の低下にも繋がります。女性の場合、年代ごとに異なりますが体脂肪率20%未満は「やせ」に分類されます。

女性らしい曲線を保ちながら体を引き締めるなら、20%台前半を目標にしたいところ。また、体脂肪率は最低でも16%を切らないように。このレベルになると、生理が止まるリスクも高まるからです。安全な体脂肪減のペースは、1週間で体重の0.5~1%程度。60kgの女性なら0.3~0.6㎏減が目安です。

出典:『1日3分でおなかも脚も細くなる 女子のスクワット』

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