PFAS血中検査、18日に宜野湾市で市民報告会 分析した京都大の原田准教授が講師

 【宜野湾】市民団体が実施した有機フッ素化合物PFASの血中濃度検査の市民報告会が18日午後1時、宜野湾市民会館で開かれる。同調査の分析を行った京都大学の原田浩二准教授がオンラインで講師を務める。入場無料。

 同調査は、「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」が、米軍基地がある沖縄、宜野湾、金武、嘉手納、北谷の5市町と基地からの影響がないと想定される大宜味村の計6市町村で実施。18~95歳の387人から採血した。

 環境省が行った2021年度の全国調査と比べ、各地で高い値が検出されたことをすでに公表している。報告会では、来場からの質疑を受け付けるほか、今後の要請活動や決議案の提起も予定されている。

 問い合わせは、連絡会の高橋年男事務局長、電話090(1088)3007。

© 株式会社琉球新報社