【DeNA】蝦名、来季は内野手として勝負 その「勝算」は

三塁でノックを受ける蝦名=11月、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」

 横浜DeNAの蝦名達夫外野手(25)が4年目の来季、さらなる出場機会を追い求めて内野手にも挑戦する。今季は自己最多の61試合に出場し頭角を現したが、9月以降は出番なし。持ち前の長打力を生かして1軍に定着するため、内外野ともにレギュラー勢を脅かす存在になる。

 11月上旬、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で行われた秋季練習。蝦名の姿は三塁にあった。青森大3年時までは内野を主戦場にしていたこともあり、軽快なグラブさばきを見せた。「ノックを結構受けて、フェニックス(秋季教育リーグ)で試合にも出たので、景色は慣れてきたかな」。球団側からの提案と自らの希望が重なったチャレンジを意気に感じている。

© 株式会社神奈川新聞社