【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は14日、新型コロナウイルス感染の後遺症に関連した死者が2020年1月から今年6月までに国内で3544人に上ったと発表した。死亡診断書の記載について調査し、報告書をまとめた。米国でこうした調査は初めて。報告書は、さらに多くの人が後遺症に関連して死亡した可能性があると指摘した。
新型コロナの後遺症として、呼吸障害や認知障害、疲労感などが知られている。調査チームは新型コロナで死亡した102万人余りの死亡診断書を分析し、後遺症に相当する語句が含まれているものを集計した。関連死は65歳以上が78.4%を占めた。