AIアプリで英会話力を向上/岡山・備前市の三石中学校/2024年度まで効果を検証【岡山・備前市】

人工知能(AI)を搭載した英語の対話型アプリを使って生徒たちの英会話力を向上させようという取り組みが、備前市の三石中学校で行われています。
今年10月から試験的に始めた「モーニングイングリッシュ」で、生徒たちは毎朝10分間、タブレットを使って、授業で学んだ英会話や単語の復習を行います。
生徒たちが使っているアプリは、全国で英会話教室などを展開するECCが開発しました。AIが日本人特有の英語の発音を聞き分け、正しい発音かどうか判定。ゲーム感覚で問題点や苦手箇所を繰り返し学習することもできます。
学習指導要領の改訂で英語でのコミュニケーションが重視される中、授業だけではきめ細かな英会話の指導は難しいことから、アプリを使うことで一人一人の学習の進度に合わせた対応ができるようになったそうです。
三石中学校では2024年度までモーニングイングリッシュを行い、この英語の対話型アプリの効果を検証することにしています。

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