【速報】沖縄・金武町の家きん農場で高病性鳥インフルエンザ疑い 国、県が対策本部

 農林水産省は15日午後、鳥インフルエンザ防疫対策本部を開き、沖縄県金武町の家きん農場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認されたと報告した。今後の対策方針についても確認する。県も同日、玉城デニー知事を本部長とする対策本部会議を開き、対応を協議する。
 関係者によると、15日に金武町の農場で死ぬ鶏が増加したと通報があり、北部家畜保健衛生所の簡易検査の結果11羽中10羽で陽性が確認された。遺伝子検査を実施している。
 県内では6日、県と環境省がうるま市内で回収された野鳥「ハシビロガモ」の死骸からA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたことを発表したが、高病原性ウイルスは検出されなかった。

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