「縁起物」「持ち帰りたい」来年の干支「うさぎ」が大人気 神社では「まゆ玉」作りが最盛期 静岡県内でも新年を迎える準備進む

12月15日の静岡県内は多くの地点で今シーズン一番の寒さとなりました。冬の厳しさも本格化する中、県内各地で新年を迎える準備が着々と進んでいます。

<富士サファリパーク 尾崎菜穂さん>

「この子が『ネザーランドドワーフ』という品種です。ピーターラビットのモデルになった品種と言われています」

静岡県裾野市の富士サファリパークにある「ウサギの館」です。2023年の干支ということもあり、来園客の人気となっています。

<来園客>

「かわいい」

「持ち帰りたい」

「縁起物やわ。しっかり触っておいて」

<富士サファリパーク 尾崎菜穂さん>

「小さいお子様でも安心して触れる子もいますので、来年、干支がウサギですので、ぜひ、みなさま、たくさん遊びに来て下さい」

多くの初詣客を迎える熱海市の來宮神社では、「まゆ玉」作りがいま最盛期を迎えています。「まゆ玉」は高価な生糸を生むカイコのまゆに因んだ縁起物です。米の粉を丸く固め、6色に色付けして萩の枝に飾り付け、金運を呼ぶ小判や縁起のよい飾りを丁寧に吊り下げます。

<巫女 金森百奈花さん>

「コロナ終息にむけて、まゆ玉のように彩り豊かでありますよう、心をこめて作っております。令和5年度は災いがなく、豊かでありますよう祈っております」

新年に向けて一つ一つ願いを込める「まゆ玉」作りは、12月20日ごろまで続けられます。

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