横浜DeNAの三浦監督らをモデルに起用し、薬物乱用防止の啓発活動に協力したとして、神奈川県警は15日、横浜DeNAと横浜スタジアムに感謝状を贈った。
県警は若年層を中心に大麻のまん延が深刻化している問題を受け、昨年11月に地元球団へ啓発活動への協力を依頼。三浦監督と佐野主将を起用した啓発画像を作成し、球団は3月のオープン戦からシーズン終了まで、大型ビジョンや球場内のモニターに啓発画像を表示した。岩田康弘刑事部長は「大麻は危なくないといった間違った情報が若い人に広がっている。幅広いファンがいる人気球団から力を借りられたのは大きかった」と感謝の意を伝えた。
横浜DeNAの木村洋太社長も「プロ野球チームは公共財的なもの。これからも協力したい」と約束。来季もタッグを組み、大麻などの薬物が広がらないように呼び掛けを続けていく。