TOKYO MX（地上波9ch）朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」（毎週月～金曜7:00～）。「フラトピ！」のコーナーでは、さまざまな世界を疑似体験できる注目の“体験型アトラクション”をキャスターの田中陽南が取材しました。
◆東京・銀座で電力の地産地消を実現した未来の街を体感
まず田中が訪れたのは、銀座にある三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza」の体験型アトラクション「そだてるタウン」。
館内の巨大スクリーンに映し出されているのは未来の街。このアトラクションは、その街中にある遊園地のイルミネーションを点灯させるべく、太陽光発電所からクリーンエネルギーを集めるというミッションが。
センサーが体の動きを感知し、映し出される映像と一体化。地面に映し出された円を踏むとエネルギーが蓄えられていきます。
蓄電池に集まったところで、それを遊園地エリアへ投げる動作をすることで電力を供給。
そして、しっかりと電力が供給されるとイルミネーションが点灯するという仕組みです。
体験した田中は「街の電力は、なかなか実感することがないので、良い体験になりますね。面白い！」と感想を語ります。
現在、日本は化石燃料の約99％を輸入に頼っている状況ですが、もしもその輸入が途絶えてしまうと大きな危機に陥ることは確実。このアトラクションはそうした課題を考えるべく、太陽光や風力発電といったクリーンエネルギーを街の中で分け合い、電力の"地産地消”を実現した未来の街を多くの人に体感してもらおうと企画されたそうです。
また、館内にはもうひとつ「空飛ぶクルマバーチャル乗車体験」ができるアトラクションも。昨今、世界中で空飛ぶ車の開発・整備が行われているなか、それを一足早く体感してもらおうとこのコンテンツが導入されました。
◆プライベートジェットでの空の旅を疑似体験
続いては、浅草にある「FIRST AIRLINES 浅草」。
館内は航空機内が再現されており、地上にいながらプライベートジェットでの旅行体験ができます。
窓には実際の飛行映像が映し出され、まるで空を飛んでいるかのような感覚に。
アテンドしてくれるのも、ファーストクラスの元クルーが指導した将来クルーを目指している学生たち。そして、VRゴーグルを装着すると世界の街を観光する疑似体験も可能で、さらには豪華な機内食のフルコースを楽しめる贅沢な体験も。
◆図鑑の世界が目の前に…動物のリアルな生態が観察可能
最後は、銀座にある「ずかんミュージアム銀座」。
ここはその名の通り、図鑑を体験できるアトラクションで、モニターには自然界に住むさまざまな動物たちの姿が映し出され、それらを間近で楽しむことができます。
館内には森や川、草原など全部で5つのエリアがあり、生息地によって異なる動物のリアルな生態を観察することが可能。また、出会った動物は入場の際に渡される「記録の石」に記録することができ、新たな動物を発見して収集するのも楽しみのひとつ。
田中は、「これはもうずっといたい気持ちになりますね、楽しいです」と大満足の様子。「図鑑って、そんなに長く見ていられないかなと思う部分もあるんですけど、この体験型だといつまでも見ていたくなりますね」と名残惜しそうにしていました。
◆Z世代にも刺さる疑似体験アトラクションの数々
最新の体験型アトラクションに、キャスターの堀潤は「面白い！」と拍手。「例えば、水族館に行って実際の魚を見ても感激するけど、すぐにいなくなってしまう。でも、これならしっかりと、いいところをじっくりと見られますね」と興味を示します。
田中は「実物の動物を見るのもいいですが、『ずかんミュージアム銀座』だと大きなマッコウクジラが見られたり、ライオンと至近距離で会えたり、いろいろな体験をすることで動物の名前や特徴を覚えようという気持ちになるんですよね」と取材を経て感じたことを伝えます。
食文化研究家で株式会社食の会 代表取締役の長内あや愛さんは「そだてるタウン」のアトラクションが気になったようで、「どの体験も電気が欠かせないなか、地産地消の電気など将来クリーンなエネルギーが自分たちで発電できるなど、もっと身近になればいいし、楽しいなと思う」と話します。
また、株式会社POTETO Media代表取締役の古井康介さんが注目したのは「ずかんミュージアム銀座」。「動いているものを見て学ぶこともある。僕も（子どもの頃）図鑑が大好きで図書館でずっと見ていたので、それが今は全部動くとなれば1日中いられるし、もっとどんどんやってほしい」と期待していました。
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＜番組概要＞
番組名：堀潤モーニングFLAG
放送日時：毎週月～金曜 7:00～8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター：堀潤（ジャーナリスト）、田中陽南（TOKYO MX）
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter：@morning_flag
