世羅町で鳥インフル発生 県内で今季初 約12万羽殺処分へ 広島

世羅町の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認されました。今季初めてで県は約12万羽を殺処分する方針です。

県によりますと15日午前、世羅町の養鶏場から死亡した鶏が増えたと通報がありました。

簡易検査で陽性が確認されたため、遺伝子検査を行ったところ「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが確認されました。

湯崎 英彦知事「鶏卵、鶏肉を食べたとしてもこれによって鳥インフルエンザが人に感染することはありませんので、消費者の皆さまにはご理解いただきますようお願いを申し上げます」

県は16日に危機対策本部員会議を開き、発生した養鶏場で飼育中の12万羽すべてを殺処分し、周辺3キロ以内で移動を制限することなどを決めました。

また藤木農林水産大臣政務官らとオンラインで面会し、まん延防止に向け国からの支援や助言を求めました。

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