ネット騒然の「ドン・キホーテ」キャラ変更に〝待った〟の社長は本物 事情を知らなかった理由とは

大手ディスカウントストア「驚安のドン・キホーテ」が16日、公式キャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に交代することをツイッターで発表し、大きな話題となっている。ツイートには吉田直樹社長と見られる人物が「私も事情がわからず関係部署に確認します」と反応。これに対し、「本物か?」「社長の同意なしでやる訳なくない?」等の声が寄せられるなどネット上は騒然とした。

ドン・キホーテ広報課によると、ツイートに反応したアカウントは間違いなく本物。現在緊急で社内会議を行っているという。

社長にキャラクター変更の事情が伝わっていない理由について、広報課は「ドン・キホーテでは担当部署に全て権限が委譲されています。ですので、全て担当部署の担当者が最初から最後まで責任を持っており、逐一社長に確認をとってとか、社長に決定権があるということではないです。全ての担当者に決定権があるという形になるので、今回の件に関しても特に社長の承認を持ってやっているわけではなかったです」と説明した。

発表前日の15日朝には、公式ツイッターが「ちょwwマスコット交代とか何考えてんの?マジイミフww しかも次のキャラデザ草www」と〝伏線〟とみられるような投稿をしていた。現在、該当ツイートは削除。ツイートをした人物に関しては「現在、社内で確認中」とした。

本物と確認がとれた吉田直樹社長の公式ツイッターによると、20時ごろに同件に関しての報告が予定されている。

(よろず~ニュース編集部)

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