岡山・倉敷の中学生が行方不明 母親「早く帰ってきて」 広島・三原駅の防犯カメラに… 尾道市内でスマホが…

岡山県 倉敷市の男子中学生の行方が1か月前から分からなくなっていて、警察は、15日、顔写真を公開しました。生徒の母親は、広島の人たちに対しても情報提供を呼びかけています。

「広島のみなさんに少しでもまわりを見てもらい、似たような子がいないかどうか見てもらえればと思いますので…」

こう訴えるのは、倉敷市の中学3年生・梶谷恭暉(かじたに・みつき)さんの母親です。

岡山県警によりますと、梶谷さんは、先月13日午後2時30分ごろ、自宅で家族が見たのを最後に行方が分からなくなっているということです。

家族の届け出を受け、警察が調べたところ、先月13日、JR倉敷駅付近の商業施設で梶谷さんが乗っていたとみられる自転車が見つかり、防犯カメラの映像で梶谷さんの服装と似た人物がJR三原駅まで移動していたことがわかりました。

さらに翌日、尾道市内の路上に梶谷さんのスマートフォンと本などが置かれているのが見つかったということです。

梶谷さんが広島に来る可能性について、心あたりを母親にたずねると…。

梶谷恭暉さんの母親
「心あたりといえば…、(去年)中2のとき、校外学習でしまなみ海道に行って、自転車に乗って楽しかったと言っていた…」

ほかに思い当たることはないといいます。

梶谷恭暉さんの母親
「あまり勉強は好きじゃなかったけれど、いろんなお手伝いをする優しい子です。人の気持ちもわかる子です」

息子に対して母親は…。

梶谷恭暉さんの母親
「友だちや学校の先生もみんな、心配して帰りを待っています。早く帰ってきてと言葉をかけたいです」

梶谷さんは、身長170cmくらいで、黒色の短髪で、行方不明となった当時、黒色無地の長そでに白、または灰色の長ズボンを着ていたということです。

梶谷恭暉さんの母親
「(警察が公開するまで)一生懸命探してきたんですけど、個人の力では限界がありますので…。なんでもいいですから、ささいなことでも情報を警察に届けていただければ」

情報提供先 岡山県警倉敷警察署 086-426-0110

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