【新型コロナ】静岡県内4259人感染 浜松で「ケルベロス株」初確認「このペースで増えると、3割近くが感染力の強い株に」県は危惧(12/16)

12月16日は、静岡県内で新たに4259人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。浜松市では、初めて「ケルベロス株」の感染が確認されていて、ウイルスの置き換わりによる感染拡大も危惧されます。

新たな感染者は、静岡市で715人、浜松市で1148人、他の市や町の合計が2396人となっています。また、新たに5人の死亡が確認されています。

曜日別にみますと、先週の金曜日(12月9日:3102人)に比べて1157人増加していて、11日連続で前の週の同じ曜日を上回ったことになります。

浜松市は11月中旬に発症した40代男性が、通称「ケルベロス株」に感染していたと発表しました。感染力が高いとされるケルベロス株をめぐっては、11月に静岡市でも感染者が確認されています。

<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>

「現時点でのペースで増えていれば、3割近くが感染力の強い株に置き換わっているという事が懸念される」

静岡県は現在のペースが続けば、感染のピークは年明けになるとの見通しを示しています。

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