沖縄でコロナ690人 4人死亡(12月17日朝)

 沖縄県は16日、新たに690人が新型コロナウイルスに感染したともに、基礎疾患のある30代から90歳以上の男女計4人が感染後に死亡したと発表した。

 新規感染者の年代別では10代と40代の各109人が最多で、続いて30代106人、20代94人、50代86人などとなっている。入院患者は217人で病床使用率は32.0%。圏域別の病床使用率は本島35.4%、宮古6.1%、八重山25.0%だった。

 施設内感染などで県が支援に入っている社会福祉施設は49カ所で、施設内療養者は210人だった。

 県は19日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議を開き、医療提供体制や社会経済活動への影響を確認し、県全体の警戒レベルの見直しを議論する。(嘉陽拓也)

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