福井県福井市鮎川町の越前海岸で12月16日、岩場に打ち付けられた波が白く泡立つ冬の風物詩「波の花」が見られた。強風にあおられるたびに泡が細かくちぎれ、空高く舞い上がっていた。
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波の花は、波が砕けたときの気泡が集まり、泡の塊ができる現象。冬の荒れた海では何度も波が打ち付けられるため発生しやすい。
同市鮎川町では波が寄せるたびに波の花の塊が大きくなり、約200メートルに渡って海岸を白く覆った。風が吹くとふわりと舞い散り、海岸沿いの国道305号まで飛ぶこともあった。