確率なんと2分の1!J1~3に6人内定の立正大サッカー部 「開幕戦から」「W杯へ」熊谷市役所で決意

小林哲也市長(右端)を表敬訪問した立正大学サッカー部の(右から2人目より)吉田新選手、平松航選手、深港壮一郎選手、井上竜太選手、竹村俊二選手、鳥飼椋平選手=16日午前、熊谷市役所

 埼玉県熊谷市を活動拠点とする立正大学サッカー部4年生の選手6人が16日、市役所に小林哲也市長を表敬訪問し、それぞれがJリーグクラブに内定したことを報告した。チーム史上過去最多のJリーグ内定者で、6人は「切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張って、結果を出したい」などとプロでの活躍を誓った。

 立正大は今年の第102回天皇杯全日本選手権の東京都代表を決める都トーナメントの決勝で、国士舘大に競り勝ち、初めて天皇杯に出場した。4年生のサッカー部員は12人で、そのうちの半分がJリーグに内定することに。立正大は2018年度からの5年間で、今回の6人を含め計18人がJリーグ入りしている。

 Jリーグ内定者はJ1湘南ベルマーレ内定のDF吉田新(あらた)選手、J2栃木SC内定のDF平松航選手、同町田ゼルビア内定のDF深港壮一郎選手、同ツエーゲン金沢内定のDF井上竜太選手(伊奈小針中、武南高出)、いずれもJ3カマタマーレ讃岐内定のMF竹村俊二選手、FW鳥飼椋平(りょうへい)選手。同部の岡村治部長、松尾忠直副部長、杉田守監督、須永俊輔コーチらと訪問した。

 吉田選手は「日々感謝の気持ちを忘れずに、開幕戦から出られるようにキャンプで頑張りたい」と意気込んだ。伊奈町出身の井上選手は「埼玉県出身者として、ワールドカップ(W杯)に出場できるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 小林市長は「熊谷での4年間を忘れずに、それぞれの目標を達成するために頑張ってもらえれば。活躍を楽しみにしている」とエールを送っていた。

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