田辺美術協会(岩峪賢次代表)の第67回小品展が17日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館1階展示ホールで始まった。会員47人による多彩な作品161点を展示している。19日まで。紀伊民報など後援。
会場には、天神崎(田辺市)など地元の景勝地や季節の花、人物などを題材にした10号以内の小さな作品が並ぶ。1点3万円で販売しており、開場前から来場者が列を作った。収益の一部は「天神崎の自然を大切にする会」と「熊野の森ネットワーク・いちいがしの会」、田辺市立美術館に寄付する。
岩峪代表(83)は「開場前から多くの人が来てくれた。会員の力作がそろっているので、じっくり鑑賞してほしい。収益金の一部は、自然保護の取り組みや美術館の活動に役立ててもらいたい」と話している。
時間は午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。