東京まで最大2分短縮 北陸新幹線大宮―高崎 最高時速275キロに JR東・西、トキ鉄、北急、しな鉄 来年3月18日ダイヤ改正

 JR東日本と同西日本、えちごトキめき鉄道、北越急行、しなの鉄道は16日、来年3月18日に行うダイヤ改正の内容を発表した。
 北陸新幹線は、大宮―高崎間の最高速度が現行の時速240キロから275キロに引き上げられることで、上越妙高および糸魚川から東京までの所要時間が、最大2分短縮される。
 えちごトキめき鉄道は、午後8時以降に上越妙高駅に到着する北陸新幹線との接続待ち時間を、現行の最大30分から15分程度まで短縮する。同10時台には特急「しらゆき」の車両を利用し、直江津行き列車「おかえり上越3号」として運行する。
 北越急行は、現行の快速列車の運行を取りやめ、全列車を各駅停車とする。また土・休日のダイヤを見直し、午前6時台の六日町発直江津行き、同7時台の直江津発六日町行き各1本をそれぞれ減便する。
 しなの鉄道は、長野―妙高高原間の上下線で最終列車の発車時刻を繰り上げる他、豊野―妙高高原間の運転本数を現行から10本減らす。またJR東日本、えちごトキめき鉄道との間で行っている乗り継ぎ割引きを3月31日で廃止する。

© 株式会社上越タイムス社