玉木宏監督作「COUNT 100」で主演・林遣都がボクサー役

WOWOWで2023年2月に放送・配信される「アクターズ・ショート・フィルム3」(日時未定)の1作となる、玉木宏監督作品「COUNT 100」のポスタービジュアルと場面写真が公開された。

21年にWOWOWが開局30周年を記念して行なったプロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」。その第3弾となる今回も、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優が25分以内のショートフィルムを制作し、世界から6000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ、“ジョージ・ルーカス アワード”を目指す。玉木宏のほか、監督を高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が務める。

林遣都が主演を務める「COUNT 100」は、自身もボクシングの経験がある玉木が、ボクシングを舞台に自らのメッセージを投影した作品だ。林が演じるのは、かつては日本ライト級チャンピオンだったプロボクサーの加護光輝。防衛に失敗し自信をなくし、2年経った現在では全く勝てなくなった光輝は、焦りと不安だけが大きく膨らんでいく。しかし、ふと受け取った1枚のチラシによって人生が大きく動き出す。

主演の林は、1人2役に挑戦。カメラマンは「百円の恋」(14年)や「アンダードック」(20年)など、ボクシング映画の第一人者・西村博光氏が担当し、ボクシング指導・監修には松浦慎一郎を起用した。

ポスタービジュアルは、玉木が自ら撮り下ろした1枚で、主人公・光輝の表情をモノクロでクローズアップした大胆な絵柄。強い表情ではあるが半分は黒い影となっており、何か明暗を分けているようにも見受けられる。さらに、光輝のボクシング姿やチラシをたどって行った先での不思議な出来事、光輝を追って上京してきた彼女・華(瀬戸さおり)とのシーン、タイトルマッチでのシーンなど、作品の肝となる場面が公開された。

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