冬の風物詩「大根やぐら」幻想的 宮崎市田野町

びっしりと干された大根がライトアップされた「大根やぐら」=17日午後、宮崎市田野町

 冬の風物詩「大根やぐら」の棚掛け作業が本格化する宮崎市田野町で17日夜、恒例のライトアップが始まった。やぐらに並んだ干し大根が幻想的な光に照らし出されている。
 日本農業遺産の「干し大根と大根やぐら」をPRしようと、「田野・清武地域日本農業遺産推進協議会」(栗原俊朗会長)が実施。田野町運動公園南側のほ場では、生産者の倉岡彰生さん(63)が建てた高さ約6メートル、長さ約32メートルのやぐらの周囲に投光器が置かれ、1万本を超える大根が赤、黄、青など7色に変化する光景を楽しめる。

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