田村淳、岸田文雄首相が増税を急いでいるのは安全保障戦略の内容を隠すためと疑う

17日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送)で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、岸田文雄首相が増税を急いでいるのは、新しい安全保障戦略の内容を隠すためではと語った。

番組では、「今週の気になるニュース」のコーナーで、ジャーナリストの堀潤氏が16日に閣議決定された新しい「国家安全保障戦略」についての話をした。

今回の安全保障戦略について、堀氏は「日本のODAを使って軍事的アライアンスを強化していきましょう」と解釈できる文言があることに注目していた。

この文言の通り解釈すれば、例えばODAで援助した重機を、社会的なインフラを整備する他に、基地開発に使ったり、供給した船を軍事転用しても構わないということになるそう。加えて、ODAの枠組みの外に「軍が使って良いものも輸出していく」と、とれる内容も今回の安全保障戦略には書かれているとのこと。その話を聞いた淳は「そっちの方がすごい転換じゃないですか」とコメントした。

最近ニュースでは防衛費増額で増税案ばかりがクローズアップされているが、そのことについて淳は「そうなってくるとですよ、岸田さんがこんなに増税を急いでいる理由が、この辺をカモフラージュするために、増税が早いというところに国民を誘導して、こっち側の議論をさせてもらえない。その可能性もありますよね」とわざと増税の方に意識をもっていこうとしているのではと疑ったのだった。

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