TOKYO MX（地上波9ch）の情報バラエティ生番組「5時に夢中！」（毎週月～金曜 17:00～）。12月7日（水）の放送では、俳優の滝藤賢一さんをスペシャルゲストに迎えて、2023年1月13日（金）に公開となる初の主演作『ひみつのなっちゃん。』について話を伺いました。
◆初のドラァグクイーン役を演じるにあたって…
2013年、滝藤さんはドラマ「半沢直樹」に出演し、鬼気迫る演技で世間に強烈なインパクトを与え、大ブレイク。その後、映画やドラマからのオファーは絶えず、9年間で出演した作品は80作以上。あらゆるキャクターを当たり役に変える究極のカメレオン俳優として第一線で活躍しています。
そんな滝藤さん初の主演映画『ひみつのなっちゃん。』。本作は、派手な衣装やメイクでパフォーマンスをする男性の"ドラァグクイーン”たちの物語で、ある日、仲間の"なっちゃん”が死去。なっちゃんはオネエであることを家族にカミングアウトしておらず、彼のお葬式に向かうにあたり、滝藤さん演じる主人公・バージンたちはその秘密を守ることができるのか――涙あり、笑いありのハートフル・ロードムービーとなっています。
オファーが舞い込んできた際には、「かなりチャレンジな役だったので、最初（この役を）お受けするのに『監督（脚本・監督：田中和次朗さん）の話が聞きたい』と。プロデューサーさんにもいろいろな話を聞かせてもらいましたね」と振り返ります。
ドラァグクイーン役は初めてながら、滝藤さんは主人公・バージンを熱演。本編では、ベテランのクイーンならではの哀愁と色気に満ちた演技を見せています。
◆撮影の何ヵ月も前から女性であることを意識
本作の見どころについて、滝藤さんは「ロードムービーだし、友情もあったり、恋愛もあったり、親子関係の愛情物語だったりもするので、どの角度から観ても面白いと思います」と自信をのぞかせます。
バージンを演じるにあたり、オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローの作品など、数多くの映画を「めちゃくちゃ観ました」と滝藤さん。
そして、役作りに関してとりわけ意識していたのは「女性でいること」。本作の撮影に入る何ヵ月も前から「ずっと女性でいようと通したと思いますね。家でもずっと手の動きや姿勢、脚を閉じるなど、常に意識していました。女性よりも女性らしくしないと、どうしても男の瞬間が出てきてしまうから」と回顧。本作と向き合うために、言葉づかいから所作まで"女性でいる”という意識を「徹底しました。撮影中は家に帰っても1回もスイッチ切っていないです」と胸を張ります。
◆眠っていた何かが起きた…女装願望が開花!?
今回、ドラァグクイーンを演じたことで滝藤さんにはある発見があったそうで、それは女装したときのこと。「眠っていた何かが起きたみたいな感じがしましたね。また女装したいと思いました。どんどんキレイにしてくれるから」と密かに芽生えた気持ちを吐露します。
そんな滝藤さんからは、こんなこぼれ話も。撮影現場に娘さんを連れて行った際、滝藤さんがメイクしている最中、どんどん変わっていく姿に「娘はずっと目がハートで僕のことを見ていましたよ」と現場での様子を明かし、笑顔をのぞかせます。
最後に、視聴者に向けて「とてもハートフルで、愛くるしいキャラクターばかり。心が穏やかになりますし、とてもやさしい映画だと思います。ぜひ多くの方に観ていただきたいです」とアピールしました。
番組出演時に滝藤さんが着用されているTシャツは、ご自身が演じる"バージン”が描かれた「バージンフェイスシルエットTシャツ」とのことで、以下オンラインショップより完全予約限定生産で受付中です。（2023年1月27日まで）
https://shop.toei-video.co.jp/Page/himitsuno-nacchan.aspx
滝藤さんのドラァグクイーン役にも注目が集まるご自身の初主演作、映画「ひみつのなっちゃん。」は、2023年1月6日（金）愛知・岐阜にて先行公開され、1月13日（金）からは 新宿ピカデリー他、全国でも公開されます。
ぜひ、劇場でお楽しみください！
映画『ひみつのなっちゃん。』公式サイト：https://himitsuno-nacchan.com/
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＜番組概要＞
番組名：5時に夢中！
放送日時：毎週月～金 17:00～17:59 ＜TOKYO MX1＞ 「エムキャス」でも同時配信（地上波放送エリアを除く）
メインMC：垣花正
アシスタントMC：大橋未歩（月～木）、ミッツ・マングローブ（金）
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/goji/
番組Twitter：@gojimu
番組Facebook：https://www.facebook.com/5jinimuchuu
