M-1チャンピオン ますおか岡田、アンタ柴田がきょうの決勝の行方を予想

日本一の漫才師を決めるM-1グランプリの2002年チャンピオンのますだおかだ・岡田圭右と、2004年大会を制したアンタッチャブル・柴田英嗣が17日、パーソナリティを務める「ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば」(文化放送)で、お笑いタレントのみなみかわをゲストに迎え、18日の同大会決勝の行方を占った。

番組冒頭で決勝出場者の一覧を見た3人は「実力が拮抗している」としたうえで、全体の印象について語った。

みなみかわ 「まず世代交代がすごく激しいってところと。吉本の若手に聞くとやっぱり『ヨネダ2000』これが女性コンビでね"初"続きなんですよ。女性芸人初M1チャンピオン。これはちょっとあるんじゃないかなと。でもやっぱりみんなネタ職人って感じがすごくするんですよ。そして結構ローというか、静かな感じから入っていくパターンが多いなって。インディアンスみたいな、あんなタイプは居ないので、本当に誰が優勝するか分からないんですよ」

柴田 「今までに居ないんですよ、入りからすごくローテンションで、自分たちの空気感で持っていって優勝っていう人たちは。だって、前回で言ったら『こんにちはー!』(錦鯉)で始まっているわけですから。結構4分でドーンとインパクト与えて笑いを起こす人の方が勝ちやすい傾向にはあるので、そういった意味では今回面白い大会になっているよね」

みなみかわ 「だから、逆に『ウエストランド』は有利なんじゃないかなって思ってるんです。ガーって喋るんで」

柴田 「『カベポスター』にしても『さや香』にしても漫才でぐいぐいぐいってやってきた人たちは結構有利なところがあるんじゃないかなと」

岡田 「柴田くんはさっき順番言うてたけど、何番ぐらいが優勝?」

柴田 「(今回は)お笑いの評価が同じぐらいの点数がずーっと続くんじゃないかなって思うんですよ。だから後半に行けば行くほど、チャンスは多いんじゃないかなと。そこでちょっとでも面白いものがあったら、一点多くつけようかっていう感じになりがちではあるじゃないですか、比較だから」

岡田 「M1って途中で爆笑したいタイミングというのが絶対あるじゃないですか、だから順番はなぁ〜」

柴田 「そこでトンッて出たらいける可能性は強いかもしれない。まぁこればっかりは運なんでね」

そして、みなみかわ、柴田はそれぞれ大会優勝予想を語った。

みなみかわ 「やっぱり同世代っていうのも含めて本命は『ウエストランド』でいきたいです。『ウエストランド』って井口がバーって愚痴言うでしょ?優勝したらその良さ消えますから」

岡田 「やらしい。そんな予想の仕方するやつ出ていけ!(笑)」

みなみかわ 「すみません(笑)でも本当に『ウエストランド』で。対抗は吉本じゃないというところで『真空ジェシカ』。ネタがおもろいんですよ〜『真空ジェシカ』は面白い。で、大穴は『ヨネダ2000』。それで僕はいきたいなと」

柴田 「僕はなかなか決められないんですけど、『真空ジェシカ』は同じ人力舎なんでね、ここは本当に応援したい。1組選んでくれって言われたら『真空ジェシカ』。ただちょっと玄人好みな部分があるんで、パッと聞いてとかパッと見て、分かるネタをちゃんと持ってきてくれれば良いんですけど、まだちょっと尖り癖があるんですよ、未だに(笑)『ちょっとこんな置き土産持ってきてやったぜ』みたいなところを消して欲しい!今からでも連絡して言う!あとはコント組の『男性ブランコ』とか『ロングコートダディ』とかが、どんな漫才を持ってきてくれるのかっていうのも面白そうですね。ほんと誰が来るかわからない」

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社