西東京市議選立候補のしまぞうZ、選挙戦は錦織圭のものまね封印「利益供与に当たる可能性」

お笑いコンビ・キャベツ確認中のしまぞうZ(44)が、18日に告示された東京都西東京市議選(25日投開票、定数28)に無所属で立候補した。同市の西武田無駅前で「ようやくこの日が来ました。きょう晴れて立候補しました。なぜ、西東京市議選に立候補したかと言いますと、西東京市を盛り上げて日本を元気にしたい」と声を張り上げた。

プロテニスプレイヤー・錦織圭のものまねで知られるしまぞうZは、気温6℃の寒空の中、真っ赤なテニスウェアと短パン姿の〝錦織ルック〟で登場。「ものまねをすると利益供与にあたる可能性がある。格好まではOK。服だけ、ラケットだけは」と、ものまねを封印して1週間の選挙戦に臨む。

選挙カーは、キッチンカーを改造。車の上には立てないが「顔も出せます。(キッチン部分が)開けられるので、温かみも出せる」と笑顔を見せた。同市がホームタウンのプロスポーツチーム創設や映画館の誘致、西東京ラーメンをつくるなどの「エンタメ特化型」の政策を掲げるしまぞうZは「西東京市を盛り上げることを切に訴えたい。市民が訴えることのハブ(中継地)になれたら。市外にも情報発信したい」と、芸人としてのキャリアや人脈を生かした地域振興を訴えた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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