政治家女子48党が始動 西東京市議選の女性候補2人をN党立花党首が応援 DJ社長も演説予定

NHK党の立花孝志党首や、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏、人気ユーチューバーグループ・Repezen Foxx(レペゼンフォックス)のDJ社長らが関わる政治団体「政治家女子48党(SJJ48)」の女性候補第1号・あさひけいこ氏とおだみつえ氏が、18日告示された東京都西東京市議選(25日投開票、定数28)に立候補。SJJ48が産声を上げた。

同市の田無駅前での第一声には、立花氏が応援に駆けつけ「この国の政治を変える第一歩になると思っている。若者や女性が政治参加するきっかけにしたい。女性が政治参加をしていないし、参加率が低い。日本には、25歳からしか立候補できないという悪魔のような法律がある。女性にとって、18~25歳の7年間は自分のことに使える時間。18歳から立候補できるようにしましょう」と、被選挙権の引き下げを訴えた。

選挙活動などをアドバイスする立花氏は「秘策はありません。(政治家女子48党の)宣伝がメインだが、勝算がなくやっているわけではない」と、集まった聴衆に呼びかけた。選挙戦中にDJ社長が応援に駆けつける予定。「乗ったもの勝ちです。勇気を出して立候補してくれたことが政治を変える」と声を張り上げた。

SJJ48はアイドル活動と地方議員活動の両立を掲げ、当選者の選抜メンバーによるメジャーデビューを目指す「歌って踊れる政治家アイドルプロジェクト」。来年の統一地方選で行われる杉並区議選には、元HKT48メンバーの山本茉央氏も立候補予定だ。

立花氏は「地方議員はめちゃめちゃお金もらえる。別の仕事を持っている人には最高。当選しても議会に行かなくてもいい。主婦業や育児を優先させてください」と、同市議選に手を上げた2人を後押しした。

歌手・キャンディとして活躍するあさひ氏は、地元出身で子2人の母。「もうお母さんの年齢だが、全国で出てくる子たちのお母さん役になれれば。西東京市が政治家女子の発祥の地となれば」と声量を上げた。おだ氏も「この街を元気にするために立候補した。明るく楽しく暮らしやすい街にしたい。この街を変えていきましょう!」と感情を込めていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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