任期満了に伴う来春の知事選で、自民党県連が黒岩祐治知事の4選出馬を支持する方向性を打ち出したことについて、知事は18日、「直接聞いてはいないが、大変ありがたい。しっかり受け止めたい」と述べた。
一方で、出馬の決断については「今の任期を一つのゴールと考え、走り続けてきた。自分がやることが県民目線でいいことなのか、もうしばらく考えたい」と明言を避けた。県主催のイベント後、県庁で記者団の取材に答えた。
自民県連は17日、執行部と所属県議が知事選の対応を協議し、知事が4選出馬を決断すれば支援する方針を確認した。小泉進次郎会長(衆院11区)によると、知事の新型コロナウイルス対応や庁内でのリーダーシップを評価する声が上がったという。