「鎌倉殿の13人」最終回でPV 小栗さん、小池さんら登場 千人が鑑賞、ラスト後は沈黙

「鎌倉殿の13人」のイベントに参加した小栗旬さん(中央)ら出演者=鎌倉女子大

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の出演者が参加する「グランドフィナーレ」イベントが18日、鎌倉市の鎌倉女子大岩瀬キャンパスで開かれ、約千人が参加した。来場者は最終回のパブリックビューイング(PV)のほか、出演者の息の合ったトークショーを楽しんだ。NHK横浜放送局と県の主催で、神奈川新聞社などの協力。

 PV前に行われた記者会見には主人公の北条義時役を務めた小栗旬さんや、息子・泰時役の坂口健太郎さんらが登場。小栗さんは「『兄との約束』の第5回が一番印象に残っている」と振り返った。義時の継母・りく役を演じた宮沢りえさんは「もう一度(撮影が始まった)1年半前から収録をやりたいぐらい」と笑顔で語った。 

 トークショーで「クランクインした日の自分に伝えたいこと」を問われた小栗さんは「頑張った方が良いと発破を掛けたい」と語り、義時の姉・政子役の小池栄子さんは「何も怖くないよ。楽しみなさいと伝えたい」と話した。その後、出演者と観客が最終回を観覧。ラストシーン後の場内は沈黙に包まれた。

 会場での観覧応募は7万件を超え、倍率は134倍に達した。

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