女子真岡、気迫の6位入賞 男子三島も粘って6位 全国中学駅伝

女子6位入賞の真岡

 第30回全国中学駅伝大会は18日、滋賀県野洲市の希望が丘文化公園(男子6区間18キロ、女子5区間12キロ)で開催され、2年連続6度目の出場の男子・三島と、22年ぶり2度目の出場の女子・真岡がともに6位入賞を果たした。同大会で本県の男女がそろって入賞するのは4年ぶり。

 男子三島は1区の福井涼介(ふくいりょうすけ)が1位と28秒差でつなぐと、2区の中村龍堂(なかむらりゅうどう)が9人抜きで4位に浮上し、3区の登坂龍翔(とさかりゅうが)がキープ。その後、順位を落としたが、粘り強い走りで入賞圏内を死守した。

 女子真岡は1区の長島彩音(ながしまあやね)が8位と好スタートを切ると、2区の山口彩華(やまぐちあやか)が順位を三つ上げ、3区の吉川夢音(よしかわゆめの)主将の区間2位の快走で一気に2位まで浮上。4区の富永愛梨(とみながあいり)、アンカーの山口凜華(やまぐちりんか)も気迫の走りで入賞を勝ち取った。

 男子は大会初出場の酒井根(千葉)が58分37秒で優勝し、2位は湯川(福岡)、3位は前回大会優勝の桂(京都)。女子は稲美(兵庫)が43分27秒で2連覇を達成し、2位は桂(京都)、3位は神村学園中等部(鹿児島)だった。

男子6位入賞の三島

© 株式会社下野新聞社