福井県の60代男性が電子マネー74万円詐欺被害 パソコンにウイルス感染の警告…電話の先は片言の日本語を話す男

 福井県警坂井西署は12月17日、坂井市の60代男性が片言の日本語を話す男から電話で指示を受け、電子マネー74万円分をだまし取られたと発表した。同署は特殊詐欺事件として捜査している。

 同署によると16日午後10時から11時ごろ、男性が自宅のパソコンでインターネットを利用していたところ、「ウイルスにかかっています。この電話番号に連絡して下さい」という警告文が表示された。電話をかけると、片言の日本語を話す男からパソコンの修理名目で、電子マネーカードを購入して記載番号を伝えるよう指示され従った。

 男性は電子マネーカードを複数店舗で購入。最後に訪れたコンビニで、不審に思った店員が引き留めて、事件が発覚した。

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