「Remember Love」を口ずさむ有村架純 照れてクッションで顔を隠す姿 「月の満ち欠け」本編映像

第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名小説の映画化作「月の満ち欠け」(公開中)から、有村架純演じる瑠璃が「Remember Love」を歌うシーンの本編映像が公開された。

映像は、目黒蓮演じる三角の部屋で瑠璃がくつろぐ様子から始まる。ラジオから流れるオノ・ヨーコとジョン・レノンの楽曲「Remember Love」に合わせて、瑠璃も窓の外を見ながら口ずさんでいる。その姿を愛おしく思ったのか、三角は自前の8ミリカメラを取り出して撮影を始まる。撮影に気づかずに「Remember Love」を歌う瑠璃だったが、後ろを振り返るとすぐそこにカメラを構える三角が。瑠璃は照れ笑いを浮かべ「これ大好きな曲なの」と説明する。その後も歌い続ける瑠璃だったが、撮影を続ける三角に恥ずかしくなり、ついに顔をクッションで隠すのだった。

有村架純は、この場面を「特に印象に残っているシーン」として挙げ、撮影当時のインタビューでは「なかなか作品内でこんなに長尺で歌うことがないので、ちょっと照れくさくて(笑)。完成作でどんな風になっているのかなと楽しみです」と振り返っている。

「月の満ち欠け」は、一見何の関係もない夫婦とかつての恋人たちをつなぐ、数奇で壮大な愛の物語。小山内堅は、愛する妻・梢と家庭を築き、仕事も順調だった。だが、不慮の事故で梢と娘・瑠璃を同時に失ってしまう。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故のあった日、小山内の娘・瑠璃が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたという。そして三角は、小山内の娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した“瑠璃”という女性について語りだす。大泉洋、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウらが出演。廣木隆一監督がメガホンを取った。

【作品情報】
月の満ち欠け
上映中
配給:松竹株式会社
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

© 合同会社シングルライン