カンニング竹山、M-1を優勝したウエストランドのネタを称賛「うっぷんが溜まっていた」

19日放送の『たまむすび』(TBS系)で、お笑いタレントのカンニング竹山が、M-1グランプリで優勝したウエストランドについて語った。

番組では、前日行われた「M-1グランプリ2022」の話題となり、優勝したウエストランドについて竹山は「やっぱり時代があるね」と語った。

時代と言った理由について竹山は「最近なんかフワフワしてるような、みんなに気を使ったお笑いだったじゃない、ずっと。余計なこと言わないとか、俺だったらキレずにいこうとかさ‥」と、最近あまりに周囲に配慮しすぎたお笑いばかりだと指摘。今回のウエストランドのネタが、あるなしクイズの形にして世間のあらゆるものをイジっていたということで、「そういうところにうっぷん溜まってるのがあるのを、井口(浩之)あたりがさぁバン!とやるとみんな共感して笑うじゃん! だからみんなどっか腹の中で思ってることなのよ」とお笑いに物足りなさを感じていた人々に響いたのではと語った。

さらに竹山は「大昔でいうとさ、我々が小学校のときは、ドリフターズさんとか萩本欽一さんがバラエティー作ってて、こんな優しいお笑いでいいのかなって思ってたときに、(ビート)たけしさんのツービートが出てきてさ、ワーって言い出したときに笑う訳じゃん」と過去にも似たようなことがあったと話し、「時代の流れというか、優しいお笑い、傷つけないお笑いというのがあったらそれはそれで流行るんだけど、うっぷんは溜まるから‥それを壊す人が出てきて、また優しい笑いが出てきて、その繰り返しだと思いますけどね」と周期的にこういったお笑いのトレンドの変化はあるのではと語った。

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