【閲覧注意】キモい生き物が大集合「キモい展2022 in 広島」に行ってみた

全国各地で開催され、累計来場者数50万人を突破した大人気イベント「キモい展」が、広島PARCOにやってきました。

「何でそんな色なの?」「何でそんな形なの?」と聞きたくなるような、見た目は気持ち悪いけど、「キモい」のにはわけがある生き物が、世界中から約30種集められました。

キモいと感じる生き物たちそれぞれに、意外な生態があり、存在理由があります。この展覧会を通じて、様々な生き物たちとのつながりを考えるきっかけになれば、という思いが込められているそうです。

会場では、キモい度MAXの映像空間が楽しめる、プロジェクションマッピング「M(ミルワーム)ストリート」や、実際に生き物たちにふれあうことができる「ふれあいコーナー」。「昆虫食販売コーナー」では、今話題の昆虫食が販売されていましたよ!

そんな「キモい展」に早速潜入してきました!実際のところどのくらい「キモい」のか?体験レポートをお届けします!

個人的にはゴキブリタワーがかなりキモかったです・・・(笑)

__ここから先は実際の写真を使いながらご紹介します。
昆虫などの「キモい生き物」の写真もありますので、苦手な方はご注意ください。__

キモい展2022 in広島の見どころ

①ゾクゾク・ドキドキのプロジェクションマッピング「M(ミルワーム)ストリート」

プロジェクションマッピング「M(ミルワーム)ストリート」

キモい度MAXの映像空間が楽しめる「Mストリート」が登場。キモい展の入り口はMストリート(ミルワームのプロジェクションマッピング)から始まります。暖簾をくぐると、いきなりミルワームが落ちてくるので驚きます!筆者もそうですが、一般のお客さんも入ることをためらっていました(笑)

▼動画はこちら

②サソリに囲まれる特殊空間「キモいトンネル」

サソリに囲まれるという非日常を体験したいアナタへ。東南アジアの熱帯雨林に広く分布する大型のサソリ「チャグロサソリ」が両サイドに並ぶトンネルがあります。

勇気のある人はチャレンジしてみてください。ちなみにこちらのトンネルは天井が低いので頭上に注意して通って下さいね。

③キモい生き物の臭いが体験できる!キモ臭コーナー

こちらでは「セイブシシバナヘビ」「ニオイガメの仲間」「カメムシの仲間」の臭いが体験できます。それぞれ臭いを再現したビンがあるので嗅いでみてください。フタは開けたらしっかり閉めてくださいね。※臭いは人工的に疑似再現されたものです

④閲覧注意のゴキブリコーナーでひときわ目立つ「ゴキブリタワー」

丸太に無数のゴキブリがたたずむゴキブリタワー。これはかなりインパクトがあります。こちらは中東原産のトルキスタンローチという種類のゴキブリ。爆発的な繁殖力と強い生命力を持ち、恐ろしいスピードで増殖するそうです。近年では爬虫類や熱帯魚の餌としても需要が高いんだそうです。

こちらはドミノローチというインドに分布するゴキブリの仲間。丸い体つきと白い斑点が美しいため人気があり、ペットとして飼育する人もいるそうです。ゴキブリというと無条件に嫌悪してしまいますが、このイメージを覆している存在なんだそう。

⑤生き物たちに急接近!「ふれあいコーナー」

見るだけでは物足りない!という方におすすめ。実際に生き物たちにふれあうことができます。ただ見ているだけでは伝わらない魅力が見つかるかも?毎週月、水、金曜日のみの開催なので、ふれあい希望の方は日時を合わせて来場してくださいね。

この日はミルワームとふれあいました

ふれあうことができる生き物は当日のお楽しみ。この日は「ミルワーム」と「ボールパイソン」の2種類。爬虫類などを中心に日替わりでふれあえます。

ボールパイソンが首にキスしてくれました

開催日:毎週月、水、金曜日
開催時間:14:00~14:30

※ふれあえる生き物については、当日のお楽しみです。
※心臓の悪い方、アレルギーの方はご遠慮ください。
※新型コロナウィルスの感染拡大状況によって、中止する場合があります。

⑥編集部おすすめの「キモい生き物」

たくさんの生き物が展示されているのですが、中でも筆者の心を掴んだ2つの生き物をご紹介します。

まずは、北アメリカ大陸の森林や乾燥地帯に広く分布しているタイガーサラマンダー。キモいというより、キモかわいい生き物です。夜行性でほとんどの時間を地中や物陰で過ごすそうです。

トラの縞模様によく似た柄をしていることが、名前の由来です。成長すると30cmを超える大きさになることもあるんだとか。

お次はこちら。生き物がどこにいるか分かりますか?壁に擬態しているので少し分かりにくいですが、左側中心部にカエルがいます。

こちらはコケガエルというベトナム原産のカエルです。渓流域に棲み、体表の凸凹と色合いが、苔むしたように見えるので、苔の生えた場所に隠れると見分けがつきません。優れた擬態能力を持つ生き物です。

⑦キモい?おいしい?「昆虫食販売コーナー」

左から「タガメ 1,700円」「タランチュラ 1,500円」「サソリアジアン 2,200円」「キョクトウサソリ 1,800円」

今話題の昆虫食が販売されています。気持ち悪いけど食べてみたい!そんな興味のある方は、この機会にチャレンジしてみてください。一度食べたら、昆虫食にハマってしまうかも?

一番人気は「広島こおろぎ 600円」

貴重な生き物たちを「気持ち悪い」から一歩踏み込んでじっくりと観察してみませんか?

キモい展2022 in広島 開催概要

・イベント期間:2022年12月17日(土)~2023年1月9日(月)
・営業時間:10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日の1月9日(月)は19:00に閉場します
※年末年始の営業については、館の営業時間に準じます
・会場:広島PARCO 本館6F PARCO FACTORY
・入場料:
前売券(イベント割)
大人(中学生以上)560円
小人(小学生以下)400円
販売期間:11月25日(金)~12月16日(金)

__当日券\(定価\)
__大人(中学生以上)800円
小人(小学生以下)600円

__当日券\(イベント割\)
__大人(中学生以上)640円
小人(小学生以下)480円
販売期間:12月17日(土)~1月9日(月)
*3歳以下入場無料

*イベント割について
経済産業省による「イベント割」制度を利用したチケットです。ワクチン接種歴(3回以上完了していること)または陰性の検査結果のいずれかが確認できることを条件に、チケットが20%割引で購入可能です。

・公式HP https://kimoiten.jp/kimo2022/

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