来年の “注目観光ニュース” は「宮島週末花火」 広島県観光連盟がアンケート調査

宮島(広島・廿日市市)では、大鳥居の工事完了を記念し、来年1月、「週末花火」が実施されます。県観光連盟によるモニターへの調査では、これが「関心のある来年の観光ニュース」のトップとなりました。

県観光連盟は、来年5月のG7広島サミットで注目度が高まる広島の観光トレンドを調べるため、モニターを対象にアンケート調査を実施しました。

この中で「来年以降、関心のある観光ニュース」を聞いたところ、来年1月の「厳島神社大鳥居の保存修理工事完了を記念した週末の花火イベント」が73.6%と、関心のある割合が最も高くなりました。

観光連盟では、「大鳥居と花火のコラボ復活に対する期待感の表れ」だとしています。

花火は、来年1月の3週にわたり、土曜午後6時に海上から300発が打ち上げられます。

およそ50年に渡って毎年8月に開催されていた「宮島水中花火大会」は、警備態勢が確保できないとして2019年を最後に中止となっていました。

「来年以降、関心のある観光ニュース」の2位は、2025年の「広島駅ビルオープン」で63.6%。3位は「G7広島サミット」で61.4%でした。

また、「G7広島サミットに期待すること」については、「平和への思いを世界各国へ共有するきっかけになる」がトップで68.6%、「観光により経済の活性化につながる」が60.7%と続いています。

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