静岡県内などで鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受けて、静岡県は12月19日から消毒用石灰の配布をはじめました。
12月に入り、浜松市で見つかった死んだ野鳥や愛知県豊橋市の養鶏施設で、致死率の高い高病原性の鳥インフルエンザの感染が確認されています。
静岡県は12月16日に法律に基づき消毒命令を出し、19日、静岡市駿河区のJA静岡市の施設で県中部家畜保健衛生所の職員が4つの養鶏場に消毒用石灰を配りました。
<養鶏業者>
「害虫とかが入ってこないようにもう一度、穴が開いていないか点検していくしかない」
<県中部家畜保健衛生所 鈴木巧さん>
「養鶏所と家畜保健所一緒に、このインフルエンザが発生しないように努力していきたい」
静岡県は12月中に、県内124の施設にあわせて116トンあまりの石灰を配布し、消毒を強化するよう呼びかけています。