川崎市内の保育園事故 件数少なく「未報告の可能性」指摘 自民市議が実態把握求める

川崎市役所

 川崎市内の認定保育園の事故発生件数を巡り、吉沢直美氏(自民)は19日の市議会第5回定例会本会議の一般質問で、児童数に対して事故件数が少ないことについて触れ、「届け出すべき事故が報告されていない可能性がある」と指摘し、実態把握に向けて取り組むよう求めた。

 市によると、本年度の事故発生件数は9月末現在、認可保育所(児童数3万63人)は1139件、地域型保育事業所(同1014人)は26件だったのに対し、認定保育園(同2456人)は4件だった。20、21年度も同様の傾向という。

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