冬型の気圧配置の影響で、上越地域は18日から19日にかけて今冬初の本格的な雪が降った。上越市では海沿いと頸北で特にまとまった降雪があり、市によると、18日から19日朝までに同市中央1の市レインボーセンターで25センチ、柿崎区黒岩で70センチの降雪を観測した。
直江津駅周辺は19日午前11時を過ぎても路肩に30センチほどの雪があり、住民や店のスタッフが雪かきに追われていた。駅北口のタクシー乗り場周辺では屋根から落ちて高く積み上がった雪を、作業員が崩したり歩道の雪を除いたりしていた。同市西本町1の男性(73)は自宅周辺の路肩の雪をスノーダンプで運んで片付けた。「山沿いはあまり降っていないと聞いた。あまり降らないでほしいね」と話していた。
新潟地方気象台によると、20日は冬型の気圧配置が次第に緩む見込み。