山下智久が「THE HEAD」Seoson2のEDテーマを担当。「愛する人とつながっていたいという願いを描いた」

2023年初夏にHuluで独占配信する連続ドラマ「THE HEAD」Season2(全6話)のエンディングテーマ曲を、Season1に続き、山下智久が担当する。

「THE HEAD」は、ヨーロッパ最大級の制作会社であるTHE MEDIAPRO STUDIOが主導し、Huluも製作に参画する超大型国際連続ドラマ。20年6月から世界公開され、Huluで全話独占配信中のSeason1は、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る、極限心理サバイバル・スリラー。山下がメーンキャストで研究員のAkiを演じ、エンディングテーマ曲「Nights Cold」を担当。本作は、視聴者や批評家から称賛の声を浴び、放送・配信国が公開当初の3倍となる世界90の国と地域に拡大した。

そんなSeason1の実績を受けて製作されたSeason2は、12月22日から、約30の国と地域をカバーするHBO MAXをはじめ、ベルギー、フランス、ラトビア、ギリシャ、カナダ、オーストリアで順次配信・公開がスタート。日本では23年初夏にHuluで独占配信する。

Season2の舞台は、陸地から最も離れた場所=太平洋の真ん中を航海する、ある化学ミッションを担った巨大貨物船。善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写する。前作で因縁のキーパーソンとなったジョン・リンチ演じる生物学者のアーサーと、キャサリン・オドネリー扮(ふん)する若き医師のマギーが再登場するほか、メーンキャストの1人として、物語の重要人物となる謎多きコンピューターエンジニア・Nakamura Yuto役を福士蒼汰が演じる。

そして、エンディングテーマ曲「DANCING IN A DREAM」を、山下が今作のために自ら書き下ろした。まどろむように幻想的なメロディーと、山下の透き通るファルセットが印象的な切ない愛の歌となっている。

山下は「ドラマの舞台である太平洋上の貨物船という、“隔離された世界”からインスピレーションを得て、歌詞のイメージを膨らませていきました。海の底や地の果てといった極限の状況下でも思いを寄せ続ける切ない愛の歌です。まやかしばかりの夢のような世界の中でも、愛する人とつながっていたいという願いを描いています」と曲に込めた思いを語る。

また、山下がSeason1の撮影に参加したのは、世界がコロナ禍に突入する前の19年。あれから3年が経過し、「自分が前作に出演した頃に比べて、世界はガラッと変わってしまいました。ある意味で極限の状態に置かれた時代の中で、自分の中から湧き出てきた言葉をずっとノートに書き留めてきました。同じように極限の状態を乗り越えてきた世界の皆さんに、この曲が届けられることをうれしく思います。1人でも多くの皆さんに聴いてもらえたら、と願っています」とメッセージを寄せている。

加えて、「今回1日だけでしたがマドリッドでの撮影に臨み、みんなと久しぶりに会えたことは思わぬ喜びでした」と報告している。

© 株式会社東京ニュース通信社