きょう20日(火)も寒気の影響で北陸以北の日本海側では雪が続きそうだ。午後になると次第に雪は弱まってくるが、すでに積雪が多くなっている所があるため、なだれや落雪、路面の凍結などに注意が必要となる。
また、晴れる所では空気の乾燥が続き、各地で真冬の寒さとなりそうだ。
北陸・北日本はなだれ・落雪に注意
冬型の気圧配置は西から緩んでくるが、上空には寒気が流れ込んでいるため、北陸や北日本の日本海側では雪が続きそうだ。特に北陸に発達した雪雲がかかりやすく、大雪になる所もある見込み。
午後になると次第に寒気が北上するため、雪の範囲は狭くなるが、すでに積雪が多くなっている所がある。雪が弱まっても、引き続きなだれや落雪、路面の凍結などに注意が必要となる。
太平洋側では乾燥した冬晴れ
一方、太平洋側では広く晴れて、空気の乾燥が続く。
東京都心ではきのう、今シーズン初となる乾燥注意報が発表され、湿度は20%まで下がった。
きょうも関東から西の太平洋側を中心に、湿度は30%前後まで下がる所が多い見込み。
火災が起きやすくなっているため、火の取り扱いに注意し、また喉やお肌のケアも心がけたい。
最高気温はきのうと比べると高い所が多いが、それでも各地で真冬の寒さが続きそうだ。
晴れる所でも空気の冷たい一日となるため、万全な寒さ対策が必要となる。
(気象予報士・多胡安那)