平日の一般路線を25%減便 長崎バス コロナ感染で運転手不足、22日から当面

 長崎自動車(長崎市、長崎バス)は19日、新型コロナウイルス感染拡大で運転手が不足しているとして22日から当面、一般路線バスを減便すると発表した。平日ダイヤを土曜ダイヤに切り替える。
 運転手不足に伴い、同社は「ながさき観光ルートバス」の平日便と通勤快速「プレミアムライナー」を19日から運休。同社によると、バスの運行要員の感染者・濃厚接触者は19日時点で22人に上り、人員確保が困難な状況が続いている。
 22日以降、平日は1日当たりの運行本数3280便から25%減らす。加えて、土曜ダイヤも日祝日ダイヤに変更。三菱重工業長崎造船所や関連企業の出退勤時刻に合わせた「造船ダイヤ」は、混雑を避けるため通常運行する。年末年始(31日~1月3日)の特別ダイヤは例年通り。
 一方、県交通局(県営バス)は「今のところ通常運行」としている。


© 株式会社長崎新聞社