川口春奈&目黒蓮が「silent」クランクアップ! 12月22日、ついに最終回

フジテレビ系連続ドラマ「silent」(木曜午後10:00)が、12月22日に最終回を迎える。それに先立ち、主演を務める川口春奈と共演するSnow Man・目黒蓮のクランクアップコメントが届いた。

「silent」は、主人公・青羽紬(川口)が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・佐倉想(目黒)と8年の時を経て偶然の再会を果たし、そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも、寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に紡ぐ、切なくも温かいラブストーリー。ほか、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、風間俊介、篠原涼子らが共演している。

この作品のために、Official髭男dismが書き下ろしで主題歌「Subtitle」を提供し、初回放送前から話題になり、毎週木曜の夜には紬や想など、登場人物の名前にハッシュタグを付けた投稿が数多く見られるほか、複数回にわたり「#silent」が世界トレンド1位を獲得するなど、毎週大きな反響を呼んできた。

撮影最終日は、並木道を紬と想が手話で話しながら2人で歩くシーンを撮影。すっかり夜のとばりが下り、クリスマスのイルミネーションが華やぐ中でスタート。最終回の演出を務める風間太樹監督と細やかにコミュニケーションをとり、物語の世界観さながら、じっくりと丁寧にシーンを重ねていった。全シーンが撮り終わり、「オールアップです!」の声がかかると、現場はスタッフによる拍手で包まれ、川口と目黒もホッとした表情を見せた。

川口は「3カ月半、本当に濃厚な時間で、毎日、一日一日かみ締めながら現場に来ていました」と振り返り、「家族や友人たちに『本当にありがとう』って、『木曜日のために仕事頑張れる、そんな作品に出合わせてくれてありがとう』ってたくさん言われました」と周囲の反響を明かした。続けて、「すてきな映像を撮ってくださっただけでなく、自分でも見たことがないような表情だったり、紬というキャラクターを皆さんが一緒に作っていってくださったこと、大変感謝しています。終わってしまうと寂しいんですが、皆さんの愛と、熱い情熱に包まれた3カ月半で、とても幸せでした。皆さんありがとうございました」と思いを口にした。

目黒も「手話練習を入れると本当に長い時間、ありがとうございました」と感謝の気持ちを述べ、「僕は連続ドラマの経験が少なくて、右も左も分からないという不安な気持ちもすごくあった」と心境を吐露しながら、「自分の中で役に対してできること全部に全力で向き合うことができたのかなと、胸を張って言える気がします。僕は役として声を発さないシーンも多くありましたし、自分自身が不器用なところもあったので、現場ではずっとスイッチを入れていました。この作品の世界の中で佐倉想として生きられたことが、本当に幸せでした。ありがとうございました」と笑顔で締めくくった。

なお、小田急線・世田谷代田駅や、その沿線がドラマの舞台となってきたが、小田急線・下北沢駅南西口改札前の広場に「silent」のクリスマス空間ができている。番組オリジナルツリーを設置し、クリスマスに向かう物語をより楽しめるスポットは12月25日までオープン。

加えて、最終回の放送前夜となる12月21日午後7:00からは、特別配信番組「最終回直前『silent』night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信」を配信。この番組は、川口、鈴鹿央士、板垣李光人の3人が出演し、ここでしか聞けない作品の解説や撮影秘話、さらに翌日に迫った最終回の見どころなど、スペシャルなトークを届けするTVer Special Liveでの無料生配信番組となっている。最終回の初公開カットを含んだロングバージョンの特別予告も番組内で初公開。

そして、配信番組内で、東京タワーとフジテレビ本社屋を「silent」にちなんだホワイトカラーにする点灯式の開催が決定した。3人のきっかけでこの二つの建物が冬の夜景に浮かび上がる。このライトアップは配信当日の21日だけでなく、翌22日にも実施される。

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