東証が大幅続落、2カ月ぶり安値 下げ幅一時800円超

日経平均株価の下げ幅が一時800円を超えたことを示すモニター=20日午後、東京都中央区

 20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて大幅続落した。終値は前日比669円61銭安の2万6568円03銭で、約2カ月ぶりの安値を付けた。日銀が市場の予想に反して事実上の利上げを決めたことから、景気悪化への警戒感が高まり、ほぼ全面安の展開となった。下げ幅は一時800円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は29.82ポイント安の1905.59。出来高は約18億4300万株。

 朝方は買い優勢。午後に日銀が長期金利の上限引き上げを決めたことを受け、外国為替市場で円高ドル安が進行。平均株価は急落に転じた。

東京証券取引所

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