うめきた新駅開業、「はるか」で関空〜大阪間47分に JR西日本ダイヤ改正

JR各社は、2023年3月18日にダイヤ改正を実施する。JR西日本では、大阪駅に地下ホーム(うめきた新駅)が開業し、特急「はるか」「くろしお」が停車するようになる。

うめきた新駅は、大阪駅の北西を走る東海道支線(梅田貨物線)の約1.7キロを地下化してホームを設け、大阪駅の地下ホームとして扱うもの。同路線を経由している特急「はるか」「くろしお」が停車することにより、現在は快速で平均71分かかる関西空港〜大阪駅間が47分、同89分かかる和歌山〜大阪駅間が56分と、所要時間が大幅に短縮する。

また、おおさか東線の全列車が新大阪駅から大阪駅地下ホームに直通運転するようになり、おおさか東線各駅から大阪駅への所要時間が平均4分短縮する。加えて、通勤時間帯の直通快速がJR淡路駅に停車するようになる。

このほか、JR奈良線のJR藤森〜宇治駅間と新田〜城陽駅間、山城多賀〜玉水駅間の複線化工事が完了。京都〜城陽駅間が完全複線化することで、増発・所要時間短縮など利便性が向上する。

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