〈これ一冊で押尾コータローがわかるんじゃないか〉というくらい濃いものになっています── 『KOTARO OSHIO 20th Anniversary Book My Guitar, My Life』発売記念「サイン本お渡し会」レポート

押尾コータローの『KOTARO OSHIO 20th Anniversary Book My Guitar, My Life』(シンコーミュージック・エンタテイメント 刊)発売記念イベントが、12月10日(土)芳林堂書店高田馬場店にて開催された。当初「サイン本お渡し会」だったものが、ご希望の方には<為書き>としてお名前を書き添える──という嬉しいサプライズ・プレゼントに変更。 オープニングは押尾コータローの挨拶から。

「皆さん、今日はお集まりいただき、ありがとうございます。デビュー20年を迎えて、『20周年記念アーティスト・ブック』が出せるとは思っていなくて、シンコーミュージックからお話が来たときは本当に嬉しかった。最初は迷いもありましたが、20年間の生き様みたいなものをまとめていただけて、読んでもらえたらいいな──と思って出すことに決めました。内容も、〈これ一冊で押尾コータローがわかるんじゃないか〉というくらい濃いものになっているので、本当に読んで欲しくて、いいものが出来たと大変満足しています。今日は本当にありがとうございます」(場内大拍手)

2回に分けられたお渡し会は、飛沫感染防止のスクリーンを挟みながら、為書きをされる押尾に、ファンの方々から様々なコメントが寄せられる。 〈明日のコンサートも行きます! 楽しみにしています〉、〈私もギターを弾き始めました〉、〈ファン・ミーティングまたお願いします〉、〈本が出たのがものすごく嬉しいです〉…等々。 直接手渡される「20周年記念アーティスト・ブック」を大事にしまいながら展示されたパネルを写真に収めるなど、和んだ空気に溢れた約1時間半の「サイン本お渡し会」だった。終了後、押尾からはこんなコメントが。 ──ファンの方々と直接触れ合うことのできる発売記念イベントでしたけれど、いかがでした?

「正直、こうやってサイン会に来ていただけるのか、ドキドキだったんですけれど、よかったです。デビュー当時のCDのサイン会はデモ演奏があって、CD販売/サイン会──ですけど、演奏もなくて本をお渡しするだけというのは初めてで……。でも本を出すのが憧れだったので、すごく嬉しいです。本当に皆さん温かかくて、20年ずっと一緒に応援してくれている人や、最近ファンになりましたという方もいて、皆さん、この記念本の出版を一緒に喜んで、こうして集まってくれたのが嬉しくて、〈本を出してよかったな〉と心からそう思います」

──ご来場いただいたファンの方も相当喜んでらっしゃいました。

「そうなんですよ。やっと出してくれた──と言ってくれる方もいて、嬉しいですよね。撮り下ろしの写真だけではなく、思い出深い写真も掲載しました。本の内容もとても満足のいくものなので、ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです」

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