【新潟県内の雪被害(20日15時現在)】柏崎市では80歳代男性が除雪作業中に川へ転落し死亡

新潟県内の積雪の様子(新潟市南区で撮影)

新潟県は20日、同日15時現在の県内における雪の被害状況を発表した。被害状況は県内市町村から報告があったものを取りまとめたもの。

それによると、今冬の雪被害による死者数の累計は1人、重傷者の累計は3人、軽傷者の累計は3人で、人的被害の合計は7人。市町村別に見ると、新潟市で3人、長岡市で1人、三条市で1人、柏崎市で1人。

原因別の内訳では、雪おろしなどの除雪作業によるものが最も多く4人で、側溝などへの転落によるものが1人、除雪機事故によるものが2人。

県によると、死亡したのは柏崎市の80歳代の男性で、20日、除雪作業中に川に転落しているところを発見された。

また、15日には長岡市の80歳代男性が自宅敷地内を除雪作業中に転倒し、臀部と左膝を負傷し重傷。20日には、柏崎市の70歳代男性が除雪機で除雪作業中に右手の指3本を負傷し、そのうち2本を切断する重傷を負った。

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