「おいでよ江田島」 高校生たちの島への思い CDジャケット制作

広島・江田島市の高校生と、地元在住のシンガーソングライターが、島への思いを込めて作った歌のCDをリリースすることになり、ジャケットを製作しています。

シンガーソングライター 樹 -MIKI- さん
「1発目は、わたしが行かせてもらいます。『おいでよ江田島』。めっちゃいい」

手形を押しているのは、江田島に住むシンガーソングライター 樹 -MIKI- さんです。地元にある大柿高校の生徒たちとCDのジャケット作りを始めました。

♪ おいでよ江田島
「いつでも帰ってきんさい みんな家族のような江田島」

先月の文化祭で生徒たちが熱唱しているのは、1人ひとりの江田島に対する熱い思いがつづられたオリジナル曲「おいでよ江田島」です。樹 -MIKI- さんが曲を提供して完成させました。

江田島への思いが詰まった歌詞に、軽快なメロディー。この曲を幅広い世代の人に歌い継いでもらおうと、CDにして発売することにしました。

ジャケットでも生徒の熱い思いを伝えようと、オリジナルで製作します。まず、ジャケットの原版となる布に歌のきっかけを作った大柿高校の生徒たちの手形を押すことから始めました。

そして、「つながる つなげる」をイメージして種を表す「〇」を住民に描いてもらうことにしました。色は、島のイメージを表現するため、5色の青色を使います。

生徒たちは、曲を聞きながらそれぞれのイメージをふくらませ、手形を押していました。

生徒たち
「楽しかったです。本当に最高です。音楽とイメージ、バッチリ合っていますね」

「前、聞いたときよりも明るい雰囲気になっていて、その雰囲気に合うようなジャケット作りができたらいいなと思いました」

シンガーソングライター 樹 -MIKI- さん
「せっかく、彼らが作った曲、『江田島』っていうワードが出ているくらいなので江田島の方の思いとか、小さな種ですけど、希望の種、未来の種が形になっていけばいいなと」

来年3月にCDリリースされる予定です。

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