コンビニ11月売上高7.4%増 9カ月連続増、旅行先で食品購入

 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した主要コンビニ7社の11月の既存店売上高は、前年同月比7.4%増の9078億円となり、9カ月連続で前年を上回った。政府の全国旅行支援を追い風に、旅行先の店舗で食品や飲料を買う動きが拡大した。

 来店客数は1.1%増の12億4606万人と、7カ月連続のプラス。1人が1回の買い物で使った金額を示す平均客単価は728円60銭で、2カ月続けて伸びた。

 協会によると、生活必需品を1カ所でまとめ買いしたり、スーパーの代わりとして利用したりする傾向が一部で続いている。いずれも新型コロナウイルス下で定着した。

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