環境型ローソン、26年各県に 竹増社長、取り組みを検証

インタビューに答えるローソンの竹増貞信社長

 ローソンの竹増貞信社長(53)が20日までに共同通信のインタビューに応じ、地球環境の保全などに配慮した店舗「グリーンローソン」を「2026年2月末までに各都道府県に展開する」との方針を明らかにした。レジ袋廃止などの取り組みや、店内モニターのアバターによる近未来型の接客の効果を検証し、有効と認められたサービスを一般の店舗に広げる。

 グリーンローソンは11月、東京都豊島区に1号店がオープンした。廃棄される食品を減らすため、賞味期限が長い冷凍弁当や、注文を受けてから店内で調理するサービスを強化。来年1月上旬からは、使い捨てのスプーンなどの配布もやめる。

© 一般社団法人共同通信社