元HKT48・村重杏奈の初グラビア写真集が重版「もともとボリューミィで、形が綺麗」

元HKT48の村重杏奈の初グラビア写真集「びびぐら 村重杏奈」(撮影・中里謙次、講談社)が重版されることが決まった。

女性向けファッション誌「ViVi」がグラビアに挑戦し、誰かに消費されるために脱ぐのではなく、自信を持った自分の身体をもっと知ってもらうために脱ぐことをテーマにしたグラビアマガジン「びびぐら」シリーズの第一弾。村重は「重版になったと聞いて嬉しいです!辛い時期もあった私だからこそ、同じ思いをしている人たちに、自分のことを好きになってほしいと伝えたくて、挑戦したグラビアだったので、その思いがちょっとでも伝わっていたら嬉しいなと思います。自分に自信を持つようになって、気づいたら、村重、今絶好調です♡これからもよろしくお願いします!」と談話を寄せた。

アイドル活動で挫折を味わい、辛い現実から避け続ける中で激太り。周囲や自分自身をも嫌悪し「どうやっても抜け出せず、もう頑張るモチベも残ってないからずっと食べてました。肌も荒れていたし、負のループでしたね」と振り返った。その中で、周りの優しさに触れたことで「このままの自分じゃダメだ!」と気づき、考え方を変えてダイエットしたところ、みるみるうちに綺麗になり、自分に自信を持てるようになったという。「痩せたら、メンバーに『村重、そんないい身体してたの!?』って褒められて。胸が大きいのも太って見えるからコンプレックスだったのに、いい身体なんて言われてら『え、そう?』ってだんだん自信がついてきて。何事にも前向きに取り組むようになったら、周りからも認められて仕事も増えていって。いま、すっごく楽しいんです。いまの自分が一番好きです!」という充実感が、写真集に反映された。

グラビアには、胸を秤に乗せたり、バナナを銃に見立てたりと村重らしくふざけるカットも盛りだくさん。インタビューでは、オーディション時から仲良くなった宮脇咲良とのこと、人生どん底になったスキャンダルのこと、憂鬱な日々が続き激太りしたこと、現実から逃げて帰っても追い返し続けた家族のこと、ずっと見守ってくれていた指原莉乃とのことなどが、赤裸々に語られた。

担当編集者は「グラビアの撮影は谷間を綺麗に見せるために、ヌーブラをすることがほとんどですが、村重さんは全く付けていません。もともとのおっぱいがボリューミィで、形が綺麗だからだと思います。しかもすっぴんでも肌が綺麗で可愛いから、すっぴんカットを増やしました。肌のレタッチもしてないんです。本当に羨ましい!」と絶賛。今回の重版決定に「びびぐらで推したいのは、ここまでやったの⁉と驚くグラビアはもちろんなのですが、村重さんの過去を振り返るインタビューがとにかく必読です。アイドルとしての苦悩やスキャンダル事件、ご両親やマネージャーさんとの関係性など、涙なしには読めません」と呼びかけた。

村重杏奈は1998年7月29日生まれ、山口県出身。HKT48、KIV、NMB48チームNの元メンバー。21年12月末にHKT48を卒業し、現在タレントとして活躍中。

「びびぐら 村重杏奈」より
「びびぐら 村重杏奈」のカバー

(よろず~ニュース編集部)

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